経産省は21日、製品安全広報大使に就任したばかりの竹下景子さんが辞退したと発表した。ガス湯沸かし器で死亡事故を起こした名古屋市のパロマ工業のCMに86年から05年まで20年間出演しており、辞退を申し出た。経産省はCM出演を把握していなかった。経産省は19日、家電や燃焼機器などの事故を防ぐため、正しい使用を呼び掛ける初代大使に竹下さんを起用。わずか2日で辞めることになった。
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/21kyodo2008052101000343/Tsanのコメント あってはならないことですよ。今回の記事を見て真っ先に思い出したのが「年金未納問題」。2004年、当時国民年金のCMに出演していた女優・江角マキコさんが国民年金に未加入だったことが週刊誌により発覚。社保庁は江角さんの年金加入状況について広告会社が提出した「加入している」という書面を信用し、独自で加入状況の調査を行わなかったというお粗末振りでした。江角さんは謝罪するとともに即日加入手続きとCM出演料全額を返還したという問題です。
これと同じ構図ですよね。いや年金のケースよりも経産省はお粗末かもしれない。竹下さんは20年間もパロマ工業のCMに出演してたわけですから。ましてや3年前まで。誰か見てた人が居てもおかしく無さそうですけどね。年金記録よりも調べやすい情報だと思いますけど。それとも経産省は事実を知った上で問題なしと思っていたのでしょうか。今回竹下さん側が2日目で辞退するということになりましたが、もし半年、一年近く経ったときに発覚していればもっと大きな問題になっていたことでしょう。そこが唯一の救いでしょうか。
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